やまと

ひとりごと

店を長くしていると本当に色々な人がおられる。ただ通り過ぎていくだけのお客さまならトラブルも起こらないのだが常連さんになると難しいことがよく起こる。店にとって常連さんは有り難いお客さまなのだが 客なのかお友達なのかの狭間がわからなくなるとややっこしくなる。以前、「やまと」という小料理屋さんが近くにあった。昔、ここによくお客を連れて行ったものだ。高校生の頃から行っていた。ここの大将は寡黙な大将だった。それが妻が亡くなり店を閉めた。私に挨拶に来た。のかと思ったのだが 違った、何が気に入らなかったのか今までの客の悪口を話し出した。何十年も客の話を黙って聞いて料理をしていたのだろう・・。心の中では「ばかやろう」と思いながら・・金の為だ。これが仕事なのだと。なんで私にわざわざ悪口を吐きに来たのか・・。そこは暇な店だった。ほとんどが私の店にくる客だった。客は店によって態度が違うものだ。共通で知っている客の悪口を言って気持ちがよかったのだろう。あれからもう10年が経つが1度も来ない。私は頭来る奴はたくさんいる・・が、「やまと」の大将とは違って 即、本人に直接言うことにしている・・。だから 去って行く。だから 今、必死で仕事!私、我慢ができないわぁ〜〜〜。大将、今どうしているかなぁ〜

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