ずうずうしい人たち

ずうずうしい人というのは、自分が何をしているのか、本当にわかっていないのかもしれない。こちらがあきれるというより、あまりの堂々ぶりに、こちらのほうが圧倒されてしまう。以前、何も注文しないで無料クーポンの餅を食べて長々居座り帰った人にも驚いたが、今回は無断駐車の話である。知り合いの社長が、近くにマンションを建てる予定の土地を、しばらく空き地のままにしていた。気のいい社長で、RANの常連さんや近くのマンションの住人たちには、好意で無償開放していた。ところが、いつの間にか見知らぬ車が次々と集まり、気づけば身動きが取れないほどになっているという。見に行って、まあ、びっくり。なんという盛況ぶり!高級そうな大きな車から軽自動車まで、まるで「無料駐車場、臨時オープン」の看板でも出したかのように、ずらりと並んでいる。しかも、その空き地の周りには、100円パーキングがいくつもある。少しお金を払えば、誰にも文句を言われず、堂々と止められる場所がすぐそこにあるのだ。それなのに、なぜか人の土地に止める。無料という二文字には、人をここまで大胆にする魔力があるらしい。とりあえず「無断駐車お断り」と張り紙をした。すると、何台か減った。ところが翌日はまた違う車が止まっている。そのたびに張り紙。こちらはすっかり、駐車場の管理人兼、張り紙職人である。するとある日の昼間、ランチの真っ最中、鍋を振っているところに電話がかかってきた。どこで調べたのか、私のところに。「ここは月極駐車場ではないのか?」私は〇〇温泉に行く時だけ止めている」「どうしてここを駐車場にしないのか?」……はあ?なぜ無断駐車している人から、土地の利用方法についてご意見をいただかなければならないのだろう。意味がわからん。めんどくさい。そして4日目。

まるで一斉駆除が終わったかのように、車がいなくなった。やれやれ。これで平和が戻ったと思ったら、また 駆除したはずのデカい「なにわ」ナンバーが止まっている。なかなかの根性である。『なにわ」だと、びびるとでも思っているのか、今度は「無断駐車1回につき1万円」と書き、チト怖いので旦那の携帯番号も載せた。すると、今度は旦那の携帯に。「ここは月極駐車場ではないのか?」また、それか!旦那は電話口で、ヤクザのように吠えまくっていた。まあ、旦那もここで何かストレスでも発散するかのように楽しそうに吠えていた。そして昨夜、張り紙をした、あのデカい車がまた止まっている。張り紙は雨で字が消えないようにビニール袋に入れて貼った。だが見なかったことにしたのか、また位置を変えて止まっている。一方、隣の100円パーキングを見ると、どこかで見覚えのある車たちがぎっしり。大盛況!隣のパーキングの営業妨害していたようだ。それにしても、つまらん人たちが多いもんだ。立派な車に乗りながら、人の土地にはタダで止める。車にはお金をかけても、常識には一円もかけない。注意されても、まず謝るのではなく、なぜかこちらに説明を求めてくる。いい車に乗っていて中身はパー。むしろ、車が大きいぶん、ずうずうしさまでデカイ!。こういう人たちは、言われなければいつまでもやる。自分のずうずうしさに、まったく気づいていない。わからなければそれでいいのだ。

今回もまたすごい経験をさせてもらった。毎日が未知との遭遇・・・。疲れる

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