大きくならない まりも

ひとりごと

弟と娘は似ている。弟が店をオープンする前に家族を呼んでプレオープンをするから来てくれという。相変わらずのマイペースで遅い。少し賢くなったのは そのメインが来るまで間をもつため一人七輪で地鶏を焼かせる。おかげで日本酒のおかわりをしてしまった。弟は嬉しそうだ。家族と飯を食ったことに感動なのだ。ひと回り違う弟。考えてみると夕食を一緒に食べた思い出がない。父親も継母も夜は好きなことをしていない。冷えた飯とハンパ揚げの唐揚げばかり、夕飯はそれぞれ。そして私は娘も私が手放してしまった。親の愛情不足が今の弟と娘なのかもしれない。私と兄は幼少の頃は母の愛情が伝わっていた。手作りのご飯に手作りの服、当たり前のことが当たり前でなかった娘と弟はどこかが欠けてしまったのかもしれない。子供の頃の環境って子供は選べない。この二人、似たもの同士。上手に生きている。私なんかより逞しいのかもしれない・・

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