せっかく飯塚に行くのだから「青春の門」筑豊編を読む。戦前と戦後にかけての炭鉱の町での荒々しい話で始まる。映画では吉永小百合が登場するのだが・・、本だと吉永小百合の演技が想像がつかない。新幹線の中で読んで心バクバクさせて博多駅そして迎えが来た車で飯塚・・。ここは飯塚 本の風景のかけらもない。柿農園と田園風景、穏やかに流れる遠賀川。 なくなってしまうと昔はよかった・・・なんていうが 今は不自由せずして暮らせているから言えるのだ。半世紀前なんでもあり、裸一環で・・というが、金のないものは働けど働けど・・・。そんな中でも金儲けが天才な者がいるものだ。筑豊御三家もそうではないだろうか、どんな人間でも何処か器用なものを持っている。その人間の才能を持った者の組み合わせがうまくできた者たちが成り上がっていくものだ。・・・・と私は思う。一人で金儲けなんて宝くじ当たっても続かなだろうし、そんな奴 たくさん見て来たし・・。生きた金に変えた者が金持ちになる。それが幸せなのかは わからない・・・飯塚の金儲けの好きな旦那の妻に誘われてに行ってきた。妻は金はあるのだが どこか寂しげだった。
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