女のいない男たち 

ひとりごと

村上春樹の短編小説(女のいない男たち) その中の「ドライブ・マイ・カー」が映画化されて話題になっている。私の周りは「男がいない女たち」も多い中、何故か女のいない・・。女が・・ではない、女の・・という響きはどこか同情さえしてしまう。女には同情する気もない!なんらかのことで女に去られた男たち・・。ほっとけと言われるかもしれないが気にもなる。この短編小説の中身は単純なほど単純。女房が男と寝ているのを知っているのだが 俺のどこに原因があるのか・・と。そんな中 女房は4人も他の男寝ている。男は「俺のどこがいけないのか」と思いながら普段の生活を続けていく。そしてそれを追求する前に女房は死んじゃった。何故だ!そして寝た男に会ったりもする。そんな時 専属運転手の娘ぐらいの子が 何も奥さんは考えてないのですよ。ただの病気なんですよ。・・で 終わる。 世の中 そんなもんよ・・。ヘミングウェイの海と老人ではないが 釣った獲物が 釣り上げる前に鮫に食われちゃった!・・と似たような 終わり方だ。どこでもある話だが映画になると心を打たれるのだろうか、そんな映画は見る気にもならない。

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