光陰矢の如し

三件目だ。酔った勢いで閉店というのにドアを開けてしまった。ママと知り合いだと知ってかカウンターの奥に連れて行かれた。ホステス達はアフターがあるからとか時間だから・・とか言っている。ママはカウンターの中で目はさだまらず酩酊状態で寝ている、と思ったら、なんと!レジを閉めるから支払いを先にと。ホステスも呆れ顔。電気は付けたままコップもそのままで酩酊状態のママを置いて帰って行った。困った。金は払わされた上、介抱している私。ジャケットをママに掛けて店を出た。昔はこの辺で1番と言われたママだ。後で知ったのだが私が働く会社の社長の愛人で店まで出してもらていた。安い給料で働いていた私は驚きしかなかった。それも彼女と同じ年だ。あれから45年・・。哀れなものだ。光陰矢の如しとは言ったものだ。なんか馬鹿みたいな夜だった。

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