また春が来る

春が近くなると少し病んだ人が会いにくる。何度も訪ねてきたらしい。何年ぶりであろうか?30年は経っている。変貌してわからない、名前も変わっている。いつも男と来ていた。結婚したのか・・と聞くと離婚したのだそうだ。あの頃は結婚していたのだ。宝石屋で仕事をするから買ってくれと・紹介してくれたら手数料をあげると・・・マンションを借りたいから・・・保証人を・・・今どきピントがズレている。いくつになった?というと65になったと・・。あのバブルがまだ続いていると思っているのだろうか?話している間、身体がしきりに揺れている。親しくはなかった。昔の男に連絡は取れないか?とも言う。こういう女は昔はよくいた。金がなくなると昔の男に泣きつく。(男も安上がり女と付き合うと高く付く)ごめん 何もしてあげられないよ・・・余計なお世話かもしれないけど役所に行って生活保護の相談に行っておいで・・。その身体・・治さないと・・。不思議なことに身なりはちゃんとしていた。昔よりかは・・・。

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