早めに呑めば早めに帰れる・・だろう・・と・・。そんなことが私にはできないとわかっていたが やはり早めに飲むと飲む時間が長くなるだけだった。穂坂のシャンパンで始まりはしご酒が始まった中央駅から港までタクシードライブだ。2軒目は何十年ぶりだろうか、この階段こんなに急だったかなぁ〜。マスターは・・身知らなぬ男になっていた。髪は白くなり・・こんなに落ち着いた感じだったかなぁ。お互い 再会?でニヤニヤの対面だ。「マスター!ズブロッカお願い!」いつものように 重たいグラスに氷の塊入れて差し出した。マスター30年前と同じ話をし出した。このボトルの中の草 パイソングラスが独特の香りを・・・」懐かしい・・。奥に控えめな若いソムリエがいる。なんと息子。時代は流れて行っているんだなぁ〜。誰の歌だったか親父が歌ってた。昔恋しい銀座の柳・・あの頃は楽しかったなぁ〜、(親父も似たようなことい言ってたなぁ、そんな歳になったのかなぁ)喧嘩ばっかりやってたけど。さぁ〜もう一軒!タクシー呼んで!(これじゃ・・親父と同じ)
そして朝、昨夜と同じ服を着てちゃんと?寝ている。何故かガバッと起きて鞄から携帯探すと見知らぬ、怪しげな店の名刺があった。
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